先日私が管理しているEC-CUBEを使ったサイトのうちの一つでプラグインを追加しようとしたら上記のようなエラー画面が表示されました。
これはEC-CUBEのエラーではなく負荷対策に使っていたCloudflareのエラーなのですが、覚書として記しておきます。
セキュリティを強化してると表示される
実はこのサイトは海外から大量の不正アクセスを受けてまして、
私が関わった段階ではサイトの表示もままならないような状況でした。
そのため負荷対策としてCDN(今回はCloudflare)を導入し、症状を改善したのですが
不特定多数の海外からのアクセスを防ぐため、セキュリティ設定を厳しめにしてました。
それが災いして今回の症状に至るのですが、当初はわかりませんでした。
エラーメッセージを読んで現在のIPを許可設定させる
こういった海外のサイトの場合、エラーメッセージをGoogleで検索すると
大体先人達がすでに解決策を日本語でまとめてくれてたりするのですが、今回はエラーメッセージがわかりやすかったので、ひとまずCloudflare上で現在のIPを許可することで様子を見ることにしました。
IPは下記エラー画面の赤枠の部分の数字がそれです。
設定はCloudflareの管理画面で行なう
Cloudflareの管理画面にログインすると登録しているサイトの一覧が表示されるかと思います。
IPを許可したいサイトの中にある「Threat control」という設定をクリックしてください。
ブロックしたいIPや許可したいIPを入力する画面に切り替わりますので、「Add custom rule」の右側の入力欄にエラー画面で表示されていたIPを入力します。
IPの入力が完了したら、入力欄右側にある「Trust +」と表示されているボタンをクリックしてください。
これで作業は完了です。
あとがき
今回設定をしたサイトはECサイトなので、カート周りなどSSLが必要なサイトでした。
ただ、無料プランではSSLに対応していないため、ECサイトを運用する方がCloudflareを使う場合はProプランが必須になります。